“コロナ感染”4歳以下の入院増加 米国
アメリカで、新型コロナウイルスに感染した4歳以下の子どもの入院が増加していることがわかりました。
アメリカのCDC(=疾病対策センター)によりますと、今月1日までの1週間に新型コロナウイルスに感染して入院した0歳から4歳までの子どもは、10万人あたりで4.3人にのぼりました。
新型コロナウイルスの感染拡大が始まって以降最多で、1か月前の1.5倍、1年前の同じ時期と比べると2.7倍近くになっています。ただ、重症化する子どもは増えていないということです。
一方で、5歳から11歳までの入院は、10万人あたり0.6人に抑えられていて、ワクチンの接種対象とならない4歳以下の子どもの入院が増加している形です。
またCDCは、18歳未満の新型コロナ感染者は、感染していない人と比べて糖尿病を発症するリスクが高いという研究を発表しました。研究では、新型コロナ感染が糖尿病のリスクに関わる臓器に影響を与える可能性があるなどとしています。