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韓国軍「北ミサイルは誇張されたもの」

2022年1月7日 19:10

北朝鮮が5日、発射実験を行った極超音速ミサイルについて、7日、韓国軍の関係者は北朝鮮側が主張した飛距離や性能は、「誇張されたもの」との見方を示しました。

北朝鮮メディアは極超音速ミサイルについて、滑空飛行に加えて左右にも変則的な軌道で飛行可能な性能をアピールし、700キロ先の標的に命中したと主張しています。

これについて、7日、韓国軍の関係者は飛距離や左右方向の変則的な飛行性能は「誇張されたもの」で、「極超音速飛行体の技術は到達できなかった」との見解を明らかにしました。速度は「マッハ6.0水準」に達したと分析していますが、アメリカと韓国で「探知と迎撃が可能なレベル」だとしています。

また、今回のミサイルは去年9月に発射実験が行われた極超音速ミサイル「火星8」を技術的に発展させたものではなく、去年10月の兵器の展覧会で公開されたうちの1つとの見方を示しました。

関係者は、一般的な軌道の弾道ミサイルの範囲内だと説明しています。