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オミクロン「“軽度”に分類すべきでない」

2022年1月7日 10:42

新型コロナウイルスのオミクロン株について、WHO(=世界保健機関)は、重症化リスクが低いとしても、「軽い感染症」に分類すべきではないとの見解を示しました。

WHOのテドロス事務局長は6日、オミクロン株について、世界中の医療システムを圧迫していると指摘したうえで、重症化リスクが低いとしても、「軽い感染症」に分類すべきではないとの見解を示しました。

新型コロナウイルスの世界の感染者数は2日までの1週間で、前の週と比べておよそ70%増え、950万人にのぼり過去最多となった一方、死者数はおよそ10%減り、4万1000人となったことを明らかにしました。

一方、北京オリンピックについて、WHOの危機対応の責任者は、「特別な危険はないとみている」としています。