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ウルフアロン 体重も人間関係も「減」

2022年1月7日 19:14
ウルフアロン 体重も人間関係も「減」

柔道の日本男子は7日、ナショナルトレーニングセンター(NTC)で新年最初となる強化合宿を実施しました。

東京五輪100キロ級で金メダルを獲得したウルフアロン選手が取材に応じ、新年の抱負を語りました。

「まずは気持ちをしっかりと切り替えて、自分のパフォーマンスをあげていく感じでここ(この合宿)をスタート地点にしようかなと思います」久々の合宿にかなりバテてしまったというウルフ選手。

「なまってますね、体が」

東京五輪後は柔道に対してのモチベーションを保つことが出来なかったというウルフ選手。柔道の普及のためにメディアへの出演を増やしていたといいます。

「今いい感じに柔道をやりたいなとなっている。何が何でも負けたくない、勝ちたいという気持ちを起こすためにもしっかりと目標を決めて、モチベーションをあげていきたい」と語りました。

報道陣から現在の体重について聞かれると「重さにとらわれちゃいけないと思います」と一度はかわしましたが、再度聞かれると「言いたい気持ちもあるが、言うとたたかれそうなんで、いままでの体重の中では過去最高という言い方で」と述べるにとどめました。

そのため、ウルフ選手が今年の漢字に選んだのは「減」という文字。「体重を落とさないと試合にすら出られないので、スタートラインにたつという意味で、減。あと、人間関係でもいらない人間関係は減らしていこうと思っています。断捨離です」ときっぱり。

キツい合宿を乗り越えれば、今年初めてさばいたカンパチが“いい具合に熟成されているはず”ということで、笑顔を見せました。



提供:全日本柔道連盟