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本田望結「全力で走りきって」高校サッカー

2022年1月7日 18:47
本田望結「全力で走りきって」高校サッカー

激戦が繰り広げられている「第100回全国高校サッカー選手権大会」。毎回、大会を熱く盛り上げてくれるのが『応援サポーター』の皆さんです。

今回、「第100回」という記念の大会を迎えるにあたり、歴代の応援サポーターが当時の思い出と選手たちへのメッセージを寄せてくれました。

第99回大会で応援マネージャーを務めた本田望結さんです。

     ◇

――前回大会の思い出は?

まずは、やはりコロナ禍の真っ最中だったので本当に当たり前が当たり前ではないこと、当たり前が本当に幸せなことというのをすごく感じました。フィギュアスケートの大会でもそうですが、開催されるっていうことがまず当たり前ではなくて、サッカーにおいては選手みんな、スタッフさんみんなが会場に集まるだけでもすごく幸せなことなんだなって。ホイッスルが鳴ることも、ホイッスルが鳴って終わることも、すべてが幸せなことで当たり前じゃないんだなっていうのをすごく感じました。

――印象に残っているシーンは?

熱い戦いではない試合なんて、もちろんないわけですし、そして勝者のためには敗者が必要なんだなということを改めて感じました。あの時の喜びとか悔しさとか、切なさっていうのも一生忘れることはできないです。

ロッカールームなど普段は見ることができないシーンも高校サッカーでは取り上げていますが、その時にかける監督の言葉やコーチの言葉は選手にとってすごく大きいものだと思います。私は今までフィギュアスケート選手の立場でスポーツと向き合ってきましたが、コーチや指導者の方々の気持ちも高校サッカーに携わって考えることができました。ちょっと偉そうですけど、やっぱり高校サッカーって最高だなって思いました。

――高校サッカーの魅力は?

高校生ってまだまだ大人になるには通過点かもしれませんが、選手たちの格好良さというものを生で見て実感しました。そんな選手の皆さんと同年代、同世代であることをすごく誇りに思いました。前回の大会で高校3年生だった選手たちは、いま大学生やプロで活躍している人も多いと思いますが、今後も皆さんと一緒に生きていけるんだなって考えると毎日やる気が出てきますし、自分も頑張ろうと自然に思います。

――選手たちへメッセージを

今回も選手の皆さんの熱い戦いを心待ちにしています。自分を信じて、チームを信じて、どうか全力で走りきってください。

がんばれ、サッカー部!!

(JFA×民間放送43社コラボ企画)