バスケットボールのＢリーグは６日、沖縄市で１４日から２日間にわたって開催予定だったオールスターゲーム、「Ｂ．ＬＥＡＧＵＥ　ＡＬＬ－ＳＴＡＲ　ＧＡＭＥ　２０２２　ＩＮ　ＯＫＩＮＡＷＡ」の開催中止を発表しました。

中止の理由について、「沖縄県、沖縄市とは現状の沖縄県内のコロナ感染状況においても、開催に向けて、前向きに連携をいただき協議を進めておりましたが、複数のＢ．ＬＥＡＧＵＥ所属選手が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受け、それに伴う濃厚接触者が多数生じる見込みがある中で、開催までの期間に欠場が多数生じる可能性が高いことから中止の判断に至った」としています。

６日時点で、オールスターに選出されていた２７人中１２人が陽性判定および濃厚接触者見込みとなっていて、半数近くの選手が欠場の見込みでした。

島田慎二チェアマンは、「過去最大、最高のオールスターを見ていただくことで、新型コロナウイルス感染症で閉鎖感のある世の中において、少しでもみなさまに笑顔になっていただけると確信していただけに、非常に残念です」などとコメント。

また、現在、琉球や東京、大阪、京都、北海道と複数チームの選手に陽性判定が出ていて、開催可否の判断が難しいリーグ戦についても言及しました。

「厳しい感染状況の中でもファンの皆様のご協力もいただきながら、リーグ戦の開催が許容されている限り、強い意志をもってリーグ戦を続けてまいります」

沖縄県は５日の新型コロナの新規感染者が、去年８月以来の６００人超えとなる６２３人の感染が確認されていて、６日には過去最多の９８０人前後となる見込みです。