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空手の日本選手団8人、オミクロン株に感染

2021年12月31日 1:06

全日本空手道連盟によりますと、カザフスタンで行われた試合から帰国した空手の日本代表選手団の8人が、新型コロナウイルスのオミクロン株に感染したということです。

全日本空手道連盟は、カザフスタンで行われた「アジアシニア選手権」から24日に帰国した選手団のうち、11人が空港での検査で新型コロナの陽性となり、そのうち8人はオミクロン株への感染が認められたと発表しました。

日本のスポーツ界でオミクロン株への感染が明らかになるのは初めてとみられます。

11人のうち残りの3人も、無症状もしくは軽症だということですが、オミクロン株に感染した可能性があると通知があり、このうち1人は、政府の指示でPCR検査をうけたところ、2日連続で陰性となったということです。

また、25日には、空港の検査で陰性だった選手らにPCR検査をしたところ、選手2人、スタッフの2人の陽性が確認されたということですが、この4人についてはオミクロン株感染かどうか関係機関からの連絡はきていないとしています。

さらに、定期的なPCR検査で新たに選手2人が陽性となり、選手とスタッフあわせて28人のうち、これまでに半数以上にあたる16人が新型コロナに感染したことになります。

連盟は、陽性者は政府指定のホテルに滞在しており、陰性者も来月7日まで自主隔離を続け、定期的にPCR検査を行うと説明しています。