みずほ銀行で３０日に発生したＡＴＭから他の銀行に一時振り込みができない不具合で、当日中に３００件の取引の処理ができなかったと発表しました。

不具合があったのは３０日午後３時半から４時半の間で、みずほ銀行のＡＴＭやインターネットを利用した、他の銀行への振り込みができなくなっていました。この不具合により２７００件の取引が成立せず、当日中に３００件の取引の処理ができなかったと発表しました。処理ができていない利用者には、個別に連絡をしているということです。

原因についてみずほ銀行は、システム障害ではなく人為的なミスとしています。具体的には、銀行間のお金のやりとりするシステムを日中と取引時間外とで切り替える必要があり、通常は自動で行っています。ただ、年末は設定が異なるため手作業で設定を変更する必要があるということです。しかし、変更する過程において、何らかの理由で設定が誤っていたものになっていたと説明しています。

みずほ銀行では、担当者以外にチェック機能が働いていなかった可能性もあるとして調査しています。現在は、通常通り利用可能ということです。