男子テニス、世界ランク１位のノバク・ジョコビッチ選手が団体戦のＡＴＰカップを欠場することが明らかになりました。ＡＴＰが公式ＨＰで発表しました。

ＡＴＰカップは２２年１月１日にオーストラリアの・シドニーで開催される予定。そのオーストラリアは新型コロナへの対策として、入国する際にワクチン接種の証明書を提出することなどが必要です。

ジョコビッチ選手は新型コロナのワクチン接種義務化に反対していて、自身が接種したかどうかを明らかにしていません。そのため、全豪オープンへの出場も不透明となっています。

しかし、ジョコビッチ選手の故郷セルビアのメディア、ブリックは「オーストラリアのテニス協会が州政府にジョコビッチ選手が“医学上の特例”として入国し、全豪オープンに参加できるように働きかけている」と報道しています。

全豪オープンは来月１７日から。すでにロジャー・フェデラー選手はヒザのケガで欠場が決まっていて、ラファエル・ナダル選手も今月２０日に新型コロナ陽性になり、出場するか分かっていません。

写真：ＡＦＰ／アフロ