◇ノルディックスキーＷ杯　ジャンプ週間開幕戦、男子個人第１０戦（現地２９日、ドイツ・オーベルストドルフ、ヒルサイズ１３７メートル）

年末年始恒例の伝統のジャンプ週間開幕戦を兼ねる今大会。２０１８－１９シーズンのジャンプ週間を制した小林陵侑選手（２５）が今季４勝目をあげ、３季ぶりのジャンプ週間総合優勝へ好スタートを切りました。

１対１の対戦形式で行われた１回目で伊東大貴選手（３６）と対戦。小林選手は１２８．５メートルをマークするなど勝利し、２回目へ進出します。

５位から逆転を狙う２回目では、これ以上飛ぶと危険とされるヒルサイズを大きく超え、最長不倒となる１４１メートルをマーク。合計３０２．０点で、逆転し今季４勝目をあげるとともに、自らが持つ日本男子のＷ杯最多勝利記録を２３勝に更新しました。

小林選手は、「２本とも集中できていたけど、特に２本目はビッグジャンプができてすごく楽しかった」と、コメントしました。

次戦のジャンプ週間第２戦は、来年１月１日にドイツのガルミッシュ・パルテンキルヘンで行われます。



写真：ロイター／アフロ