東京都内で、新型コロナウイルスの感染者が新たに６４人確認されました。

東京都内の新たな感染者は６４人で、１週間前の木曜日（２３日）より２７人増え、１３日連続で前の週の同じ曜日の人数を上回りました。

直近７日間の感染者数の平均は４８．７人で、前の週の１６４．５％となりました。

ＮＮＮのまとめでは、全国で新たに確認された感染者は５１６人で、木曜日に５００人を超えるのは１０月１４日以来です。

一方、東京都では、新たにオミクロン株の感染者が９人確認されました。このうち、３０代の男性は海外渡航歴がなく、渡航歴のある人の濃厚接触者でもないことから、市中感染とみられるということです。

男性の両親が濃厚接触者となっているほか、男性は、発症前に３回にわたり、のべ８人と会食をしていて、この会食相手にも検査が行われています。

そのほかの８人のオミクロン株感染者は、海外渡航歴がある人が６人、空港検疫所の委託業者の職員１人とその家族１人で、いずれも市中感染ではないと判断されています。

オミクロン株の感染者は、３０日、栃木、島根、兵庫の各県でも初めて確認され、島根と兵庫のそれぞれ３人は、海外渡航歴がないということです。

さらに大阪府、京都府のほか、関西空港で陽性とわかり、高知県で入院している１人も、オミクロン株への感染が確認されました。