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高校バスケ 福岡大大濠が28年ぶり日本一

2021年12月29日 20:08
高校バスケ 福岡大大濠が28年ぶり日本一

◇ウインターカップ2021 第74回全国高等学校バスケットボール選手権大会 男子決勝(29日、東京体育館)
福岡大学附属大濠(福岡) 59-56 帝京長岡(新潟)

高校バスケ三大タイトルの一つ、ウインターカップの男子決勝が29日に行われ、福岡大大濠が59-56で帝京長岡を下し、28年ぶりの優勝を飾りました。

第1クオーター序盤、福岡大大濠は1年生の川島悠翔選手を起点に得点を重ねると、第2クオーターには3年生の岩下准平選手が2本の3ポイントシュートなどで8得点を奪う活躍。前半を終え28-25とリードします。

しかし、最終第4クオーター、帝京長岡の反撃にあい、試合残り2分を切り2点を追う展開になった福岡大大濠。それでも、準決勝で9本の3ポイントを決めた岩下選手が勝負強さを見せます。残り1分27秒、ドリブルでボールを運ぶと、3ポイントラインのトップの位置から落ち着いてシュートを決め逆転に成功します。

このリードを守り切った福岡大大濠が59-56で勝利し、28年ぶり3度目の日本一。過去10大会で4度の準優勝だった福岡大大濠が悲願の優勝を手にしました。

岩下選手は13得点、6アシスト。1年の川島選手はチームトップの15得点、8リバウンドの活躍。一方、惜しくも敗れた帝京長岡は、留学生のコネ選手が19得点、20リバウンド、9ブロックと攻守にわたる活躍を見せましたが一歩及びませんでした。

◆大会ベスト5 川島悠翔(福岡大大濠・1年)
 岩下准平(福岡大大濠・3年)
 湧川颯斗(福岡大大濠・2年)
 島倉欧佑(帝京長岡・3年)
 コネ ボウゴウジィ ディット ハメード(帝京長岡・2年)

写真:日刊スポーツ/アフロ