日本付近は強い冬型の気圧配置となっていて、非常に強い寒気が流れ込んでいます。日本海側を中心に２８日（火）にかけて大雪となり、警戒が必要です。

この影響で、空の便では、北海道各地を結ぶ便や日本海側の空港を発着する便などで欠航が相次ぎ、日本航空は５１便が、全日空では７９便が欠航となりました。

２７日も、日本航空は札幌丘珠空港発着の４便の欠航が決まっていて、全日空も稚内や富山を発着する全便と庄内・鳥取空港の一部の便の計１８便の欠航となっています。

また、ＪＲ東海によりますと、東海道・山陽新幹線は名古屋─新大阪で雪の影響により速度を落として運行しているため、遅れが生じているということです。

一方、ＮＥＸＣＯ中日本によりますと、２７日も高速道路では各地で積雪が予想されていて、東名高速や中央道など首都圏につながる区間でも状況によっては通行止めの可能性があるということです。

交通各社は、最新の情報をホームページなどで確認するよう呼びかけています。