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ソフトバンク古谷 私物窃盗で来季契約せず

2021年12月24日 15:02
ソフトバンク古谷 私物窃盗で来季契約せず

プロ野球・ソフトバンクは24日、古谷優人投手(22)がロッカー内で窃盗を行ったことを認めたとして、来季契約しないと発表。急きょ、オンラインで会見を行いました。

三笠杉彦GMは「球団としてはご迷惑をおかけしたことをお詫びするとともに、再発防止に努めていきたいと思います」と述べました。

どこの球場で窃盗があったのかなどは、明らかにされませんでしたが、今シーズンの途中に、選手1人から被害の申し出があり、調査したところ、事実が判明したということです。

三笠GMは何が盗まれたかについても「高価な私物というようなところです」と述べるにとどめ、球団からの事情聴取の時に古谷投手が「事実関係を認めて、『大変申し訳ないことをした』というコメントをしています」と話しました。

盗まれた私物に関しては見つかっていて、「盗難被害を受けた選手も(今後)警察に被害届を出す意向はない」ということです。

ソフトバンクの本拠地、ペイペイドームでは清掃員の男が、去年8月から今年8月にかけて、和田毅投手のグラブや他球団の選手の用具などを盗んだ容疑で逮捕・起訴される事件も発生していました。

三笠GMは今後の対策として、「清掃員の盗難もあったので、この2つ(の事案)に対して施設的な対策をですね。ロッカー内の金庫を準備していますが、それをしっかり使っていこう、ということと、こういうことがないように、基本的な啓発をしていく」などと話しています。