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三菱電機 不正検査問題で社長ら経営陣処分

2021年12月23日 13:42
三菱電機 不正検査問題で社長ら経営陣処分

三菱電機は、全国の工場で相次いだ不正検査問題を受け、漆間啓社長ら経営陣に対し、報酬の減額などの処分を行うことを発表しました。

処分の対象となるのは現経営陣のほか、すでに退任した役員を含む12人で、現社長の漆間氏は月額報酬の50パーセント、4か月分を減額します。また、不正発覚当時、社長だった杉山武史前社長には月額報酬の50パーセント、6か月分のほか、退任慰労金の一部の自主返納を求めます。

三菱電機では、長崎製作所などで鉄道用空調装置などの検査で、長年にわたり不正が行われていたことが明らかになっています。

三菱電機は、23日午後2時から会見を開き、問題の経緯や原因究明、再発防止策などについて説明する予定です。