ホームセンター大手のカインズが２２日に会見を開き、東急ハンズを買収すると発表しました。

カインズが東急ハンズの株式をすべて買い取り、完全子会社とします。カインズは、「東急ハンズはパートナー」とした上で、買収後も一定期間は「東急ハンズ」の店舗名称を残します。ただ、適切なタイミングで屋号を変えるとしています。

東急ハンズは国内外で８６店舗を展開し、コロナ前は売り上げが５年連続で９００億円以上ありました。しかし、昨年度は都心の店舗が休業要請や時短営業の影響を受けて、６１９億円にまで落ち込みました。

一方、カインズは国内に２２７店舗を展開し、昨年度の売り上げが業界首位の４８５４億円と、コロナ禍でもＤＩＹブームの流れをつかみ、業績を伸ばしています。