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沖縄の感染11人 うち3人は米軍基地関係

2021年12月21日 18:01
沖縄の感染11人 うち3人は米軍基地関係

沖縄県内で21日、新型コロナウイルスの感染者が新たに11人確認されました。このうち3人が、兵士らによる大規模なクラスターが発生しているアメリカ軍キャンプ・ハンセンに関係しているということです。

沖縄県によりますと、一日に10人以上の感染者が確認されたのは先月5日以来で、11人のうち3人が、基地従業員などキャンプ・ハンセンの関係者でした。

キャンプ・ハンセンでは21日、新たに、兵士ら21人の感染が沖縄県に報告され、直近1週間での感染者数は207人となりました。

一方、北谷町の国道では20日夜、キャンプ・ハンセンに所属する海兵隊上等兵の25歳の男が、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕される事件も起きています。

沖縄県の玉城知事は、基地からの感染が一般住民に広がるおそれが高まっているとして、21日午前、日米両政府に対し、キャンプ・ハンセンで兵士らの民間地への外出を禁止することなどを電話で要請しました。