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【一問一答】バド世界選手権 初優勝山口茜

2021年12月20日 22:45
【一問一答】バド世界選手権 初優勝山口茜

◇バドミントン世界選手権 女子シングルス決勝(19日、スペイン・ウエルバ)

世界ランキング3位の山口茜選手は、東京五輪銀メダルで同1位の戴資穎選手(台湾)と対戦。ストレート勝利で世界選手権初優勝を飾りました。

試合後、山口選手はオンライン取材に対応し、世界選手権初優勝の感想とあわせ今年1年を振り返りました。

――世界選手権を終えた感想

「あまり実感はないですけど、優勝できてもちろんうれしい気持ちはありますし、1番は今年1年が終わったなっていう気持ちが1番あります」

――優勝して1年終われたのはどうですか?

「この優勝で、今年1年終わりよければすべて良しって言えるような1年でもなかったのかなって思うが、今年最後こうやっていい形で終われるのはすごくいいことだなと思います」

――金メダルの重みは?

「それもまだそんなに・・・。強く感じているわけではないんですけど、世界選手権という大きい大会で勝てたのは自分の自信になっていくと思います」

――10月から始まったツアーでデンマーク大会、フランス大会と優勝して、最後は世界選手権優勝。今年1年振り返ってどんな1年?

「今年は東京五輪まで全英オープンしか試合がなくて、試合でしか感じられないことが、なかなか経験する機会が少なくて五輪では悔しい思いをした(準々決勝敗退)。そのあとは逆に大会がいつもよりもハードスケジュールに組まれていて、自分の中でも気持ちが上がったり下がったりとか、環境もたくさん変わったりがあったのですごく難しく感じる1年でした」

――成長したと感じる部分は?

「特に連戦になってきて、フィジカル的なところ、モチベーションで自分があまり乗り切れなくて。うまくいかないときに自分で勝手に崩れてしまって、1回戦負け、2回戦負けだったりというのが結構あったのかなと思う。それでも今年の後半、連戦が続いた中でもそういうのは少なく乗り切れたのかなという部分で、少し成長はしたのかなと思います」

――来年はどんな1年にしたい?

「今年の後半、特にたくさん試合があって、プレーの面・精神的な部分でも感じること多かった。それを来年以降の試合で自分なりにつなげて、より選手として成長していけたらなと思います」

――来年8月、東京で世界選手権がありますが?

「あまりまだ深く考えられていないが、考えすぎてもよくないかなと今は感じている。今年の後半、一戦一戦戦えて今があるのかなと思うので、世界選手権いろいろあると思うがひとつずつ目の前の試合でベストを尽くせるようやっていければいい結果も出てくるのかなと思います」

――ファンへどんな姿を見せたい?

「まずは自分が元気にプレーすることが1番かなと思っていますし、勝ち負けは重要なのかなとも思います。楽しんでもらえるプレーというのが出せれば、個人的にもうれしい気持ちになるので、そこを目指してやれたらなと思います」


写真:新華社/アフロ