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沖縄で1人がオミクロン株感染 県内4人目

2021年12月20日 17:24

沖縄県内で20日、新たに1人から、新型コロナウイルスのオミクロン株が検出されました。これで県内で確認されたオミクロン株の感染者は4人となりましたが、すべてアメリカ軍キャンプ・ハンセンとの関連が確認されています。

沖縄県によりますと、新たにオミクロン株と判明したのは、キャンプ・ハンセンで働く40代の日本人女性で、今月17日にオミクロン株への感染が判明した50代の基地従業員男性の同僚ですが、遺伝子の型が異なることから感染源は別だとみられるということです。

これまでに、キャンプ・ハンセンで働く軍属の50代のアメリカ人女性と、その夫で60代の日本人男性の感染も確認されていて、県内でのオミクロン株感染確認は4人となりました。

一方、キャンプ・ハンセンでは、直近の1週間で、兵士ら186人の新型コロナへの感染が確認されたほか、日本人従業員を対象に、19日と18日に行われた無料のPCR検査でも、4人の感染が確認されました。

沖縄県の玉城知事は、基地内から住民への感染の広がりを防ぐため、日米両政府に対し、21日、アメリカ本国から沖縄への部隊移動の一時停止や、ハンセンの兵士ら全員のPCR検査、基地外への外出禁止などを要請します。