ＦＡ権を行使し中日からソフトバンクへ移籍をした又吉克樹投手（３１）が１８日、入団会見を行いました。

又吉投手は「入団会見を人生で二回やるとは思っていなかった。来年からルーキーの気持ちを思い出して一年一年、大切にやっていきたい」と意気込みました。

移籍の決め手を聞かれると、「パ・リーグで自分がどこまでやれるか試してみたい。全く自分とはスタイルの違うチームに行って、自分の新しい伸びしろを引き出したいというのがあった」と答えました。

さらに、「ドラゴンズでは、言い方はマイナスにとらえられる言い方になりますが、便利屋をやってきた。困ったときに又吉、誰かがいないときに又吉で、今年は抑えもさせていただきました。そういう意味で、すべてできるというのが自分のセールスポイントだと思っている。言われればどこへでもいく、その中で代わりのない存在になっていきたい」とソフトバンクでも中日時代と変わらず、どんな役目でも引き受けると語った又吉投手。

２０１３年ドラフト２位で中日に入団し、以来８年間で４００試合に登板してきた又吉投手。移籍１年目の目標を問われると、「求められたところで投げ続けること。自分の１番の強さはけがをしない体だと自負しているので、そのタフさを前面に出して、『またこいつ投げてるの』と思われるくらい投げていきたいです」とコメントしました。