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“ワタガシペア”8強入り 次は日本勢対決

2021年12月17日 14:41
“ワタガシペア”8強入り 次は日本勢対決

◇バドミントン世界選手権5日目(現地16日、スペイン)

混合ダブルス3回戦で渡辺勇大選手と東野有紗選手の“ワタガシペア”が2-0で勝ち、準々決勝に進出。次は、金子祐樹選手・松友美佐紀選手ペアとの日本勢対決となりました。

世界ランキング4位のワタガシペアは、同11位のマレーシアペアに対して、息の合ったプレーを見せます。東野選手のスマッシュで体勢を崩し、渡辺選手がトリッキーなショットを決めると、緩急をつけた攻撃で相手のミスを誘うなど、第1ゲームを21-19で先取します。

続く第2ゲーム、粘る相手に対して終盤でも高い集中力を発揮したワタガシペア。21-19で制し、ゲームカウント2-0でストレート勝ちし、準々決勝進出を決めました。試合後、東野選手は「自分たちのプレーをすることができたので、すごく良かった」と振り返りました。

準々決勝では、金子祐樹選手・松友美佐紀選手ペアとの日本勢対決となり、渡辺選手は「お互い、手の内を知り尽くしてますし、良いゲームができるように準備したい」と決意を語りました。

東野選手は、「勇大くんも言ってくれたように、手の内が分かっている相手。自分たちのプレーをしっかり出して頑張っていきたい」と意気込みを語りました。

同じく混合ダブルスの山下恭平選手・篠谷菜留選手ペアも、オランダのペアにゲームカウント2-1で勝利し、準々決勝に進出しました。

ダブルスでは、男子の保木卓朗選手・小林優吾選手ペアも準々決勝進出。女子は、大会3連覇を目指す永原和可那選手・松本麻佑選手ペアや、志田千陽選手・松山奈未選手ペア、中西貴映選手・岩永鈴選手ペアも準々決勝に進んでします。

そして女子シングルスでは、世界選手権初優勝を目指す山口茜選手が高橋沙也加選手との日本勢対決を制し準々決勝に駒を進めました。


写真:アフロ