感染男性近くの79人「検査対象」電話連絡
17日、東京都で発表されたオミクロン株感染者の男性が、今月12日にサッカー観戦をしていたことを受け、神奈川県川崎市は競技場で男性の近くにいた79人を検査呼びかけの対象とし、電話で連絡をしています。
東京都内で17日に確認されたオミクロン株の感染者の20代の男性1人は、今月12日に等々力陸上競技場で行われたサッカー天皇杯の準決勝を観戦していたことが明らかになっています。
これを受け、川崎市は、男性の近くの席で観戦していた79人を濃厚接触者にあたらないものの、新型コロナ検査への協力を呼びかける「検査対象者」とし、17日に対象者へ電話連絡を行ったということです。
17日午後8時時点で、79人のうち68人と連絡がとれ、このうち31人が川崎市内在住、35人が市外の関東圏内在住者で、2人は競技場には来ていなかったということです。
連絡がとれなかった11人については引き続き連絡をとり続け、川崎市外の対象者については、居住地の保健所に情報を共有し17日、18日中に保健所から検査の協力と案内の連絡がされるということです。
また対象者以外でも当日競技場を訪れた人で体調が優れない場合、できるだけ外出を控え、医療機関に相談するよう呼びかけています。
さらに川崎市は16日から24時間受け付けのコールセンターを立ち上げ、対象者以外でも心配な人は電話をするよう呼びかけています。
川崎市のコールセンターの電話番号は044-200-0730(受付時間24時間土日・祝日含む)です。
検査対象となる座席エリアは、川崎フロンターレのサポーター側のSA席・メインベンチ左側のメイン上層北側Bゲート216と217ブロックのおよそ80席で、1席は空席であったため79人が対象者となっています。