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“ウィズコロナ”から“規制強化”へ 韓国

2021年12月15日 21:09

深刻な感染状況が続く韓国では、飲食店での制限など、規制をさらに強化することになりました。

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新規感染者・重症者ともに過去最多を更新し、深刻な感染状況が続く韓国。(感染者 53万6495人 死者 4456人 韓国・保健当局 15日午前0時時点)

オミクロン株の感染者も累計で130人近くとなる中、韓国政府は15日、近いうちに対策を強化する方針を明らかにしました。

韓国 金富謙首相
「医療が限界に到達しています。もう少し強力な感染症対策を実施します」

私的な集まりの人数制限や、営業時間の制限も含む対策を検討しているといいます。

ソウル市民
「すごく不便だとは思うけれど、やむを得ない状況なので協力しないと」

ソウル市民
「必要な措置ならやるしかないと思いますが、自営業の人の損失が大きいので、それも対応しないといけないと思います」

11月から、飲食店の営業時間の制限をなくすなど、規制を大幅に緩和する“ウィズコロナ政策”を始めたばかりだった韓国。

感染状況の悪化を受け、先週、首都圏で最大10人まで認めていた飲食店での集まりを6人までに制限するなど、規制を強化しましたが、それでも歯止めがかからず、さらに厳しい対策に戻すことを余儀なくされました。