カワウソの群れが男性を襲う 26か所ケガ
シンガポールにある植物園を散歩していた男性が突然、20匹ほどのカワウソにかまれ、お尻や脚、指など26か所もケガをしました。
気持ちよさそうにゴロゴロしているカワウソの群れ。一見、かわいく見えますが、先日、男性を集団で襲ったというのです。
一体、何があったのでしょうか。
毎朝シンガポールにある植物園を散歩しているという男性。すると、20匹ほどのカワウソに突然かまれ、その場に倒れたといいます。
被害にあった男性
「おそらく10秒ほどだっただろうが、時間がとまったようだった。大きな2匹がお尻にかみつき、顔にかみつくのを止めようとしたら、指をかまれた」
男性は、お尻や脚、指など26か所もケガをしたといいます。まるで、ホチキスの針のように鋭かったというカワウソの歯。
被害にあった男性
「『このままでは死ねない!』と何度も思ったよ」
襲われた直後、近くにいた友人がカワウソの群れから男性を助け出し、逃げたといいます。
しかし、カワウソは執ようなまでに追いかけてきたといいます。
被害にあった男性
「公園の入り口まで追いかけてきていた」
ロイター通信によりますと、カワウソが人間を襲うことはほとんどないということです。ではなぜ、襲われたのでしょうか。男性によりますと、当時、早朝で暗い中、別のランナーがカワウソとぶつかったため、「カワウソが身の危険を感じ、男性を襲ったのではないか」ということです。