長谷部誠「すべて順調」無敗でEL決勝Tへ
◆サッカーヨーロッパリーグ(EL)グループステージD組第6節、フェネルバフチェ1-1フランクフルト(現地9日、トルコ)
ELのグループステージ最終節でフランクフルトは、フェネルバフチェと敵地で対戦。ゲームキャプテンを務めた長谷部誠選手は3バックの中央、鎌田大地選手はトップ下、引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる試合にそろって先発出場します。
前半29分、左サイドでボールを奪った鎌田選手がすぐさま味方へパスを送り、最後はジブリル・ソウ選手が右足でゴール。鎌田選手のプレーが起点となり、先制点を奪います。
その後も、積極的な攻撃を見せるフランクフルト。39分にはペナルティーエリア内でイェンス・ペッテル・ハウゲ選手が倒されますがファウルはなし。長谷部選手もアピールしますが、判定は覆りませんでした。
するとその3分後、フェネルバフチェに突破を許しピンチを迎えると、相手のラストパスを長谷部選手がクリアできず、同点に追いつかれます。
しかしその後、フランクフルトは失点を許さず、1-1のドロー決着。長谷部選手、鎌田選手ともにフル出場し、チームはグループステージ無敗で首位を守り、決勝トーナメント進出を決めました。
長谷部選手はクラブの公式サイトで、「前半はいいプレーができたと思う。ゴールを許してしまったのは僕のミス。後半は受け身になってしまった。でも、大きなチャンスは相手に与えなかったし、すべて順調です」とコメントしています。
■D組順位表(数字は勝ち点)
1位フランクフルト 12
(ドイツ)
2位オリンピアコス 9
(ギリシャ)
3位フェネルバフチェ 6
(トルコ)
4位アントワープ 5
(ベルギー)
写真:ロイター/アフロ