新型コロナウイルスの第６波に備えた医療提供体制について、厚生労働省は、この夏の第５波のピーク時より１万人上回る最大およそ３万７０００人の入院を受け入れる体制を整備したことを公表しました。

政府は、入院受け入れ可能人数についてこの夏のピーク時より３割増加を目指すとしていました。厚労省は、全国の自治体に体制整備を要請した結果を公表し、目標通り、１万人上回るおよそ３万７０００人の入院が可能となったということです。

一方、自宅や宿泊施設で療養している人の健康観察などをする保健所の人員については、最大で平時のおよそ３倍の人数で対応するとしています。

また、宿泊療養施設についてはこの夏より４割増やしおよそ６万６０００室を確保したということです。