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渡辺・東野ペアが接戦を制し、初の決勝進出

2021年12月4日 19:09
渡辺・東野ペアが接戦を制し、初の決勝進出

◇バドミントン・ワールドツアー・ファイナルズ(4日、インドネシア・バリ)混合ダブルス準決勝、渡辺勇大/東野有紗 2-1 トウ俊文/謝影雪

東京オリンピックで、混合ダブルス銅メダルを獲得した渡辺勇大・東野有紗ペアは、この種目で世界ランキング7位の香港ペアと準決勝で対戦しました。相手とは東京オリンピックの3位決定戦で対戦し、渡辺・東野ペアが勝利していました。通算7勝1敗で、今季は2勝1敗で迎える4度目の対戦となりました。

第1ゲームは、65回続く激しいラリーなどで一進一退の攻防。11回同点になるも、チャンスをつかめず、惜しくも19-21で落としました。

第2ゲームは、6連続ポイントをマークするなど一度もリードを許さず21-9で奪い返し、勝負の行方は最終ゲームへ。

序盤はドロップショットで連携を崩し、甘くなったところで決めるなど、相手を惑わせる攻撃で前半は11-10と1点リードし折り返します。

後半は、相手や渡辺選手が転倒し試合が中断する場面も。試合終盤、渡辺選手がスマッシュを決め、21-19で勝利。1時間を超える接戦を制し、女子ダブルスの志田千陽・松山奈未ペアとともに決勝進出を決めました。この種目では日本勢初めての優勝を目指します。

写真提供:Badminton Association of Indonesia/AFP/アフロ