プロ野球・ヤクルトの石山泰稚投手（３３）は２日、現状維持の年俸１億５０００万円で契約を更改しました。

昨シーズンは４４試合に登板し、過去最高の防御率２．０１で２０セーブを達成。オフにはＦＡ権を行使せず４年契約を結びました。

守護神として期待された今シーズン、チームは６年ぶりのリーグ優勝と２０年ぶりの日本一を達成。しかし石山投手は登板数こそ５８試合と昨シーズンを上回りましたが、守護神としての働きはできず１０セーブで防御率３．６０と期待に応えることはできませんでした。

交渉後の会見で「チームとしてはリーグ優勝、日本一という最高の結果になったが、個人的には満足のいく結果ではなかった。（球団とは）チームに迷惑をかけたシーズンだったので反省というか謝罪の気持ちを話した」と明かしました。

「悩んで色々試して、それでも結果に出ないというのがすごく苦しかったですし、悔しかったですしきつかった。関わっていただいた方々には感謝しかない」と今シーズンを振り返りました。

巻き返しを目指す来シーズンに向けては「一から体を作り直して自分を追い込んで、怪我をしないような体づくりをしっかりしていきたい。来年やり返してやるぞという気持ち」と守護神復活へ意気込みを話しました。