MLBロックアウト実施 鈴木誠也は?
アメリカのメジャーリーグ機構(MLB)は日本時間2日、ロックアウトに入りました。
ロックアウトとはチームのオーナー側が選手側に対して、労働を行うことを拒否すること。
今回のロックアウトの原因はオーナー側と選手側の間に存在する労使協定です。
現存する協定がアメリカ東部時間の12月1日午後11時59分(日本時間2日午後1時59分)に失効するため、双方で新しい協定の交渉を行っていました。
しかし、両者の溝が埋まらず、オーナー陣の全会一致でロックアウト実施となりました。
ロックアウト中は移籍交渉を含むすべての機能が停止されることになり、選手がチームの施設を使用できないなどの事案も発生します。
広島からポスティングでメジャー移籍を目指す鈴木誠也選手の交渉も一時停止することになり、ロックアウト解除とともに再開されることになります。
複数のアメリカメディアは春季キャンプへの招集が始まる2月1日までには何らかの労使協定は結ばれるだろうという見方をしています。
NYタイムスは、日本のプロ野球のキャンプが2月1日に始まることにふれ、ロックアウトが2月まで長引けば、鈴木選手がメジャーのチームと交渉をせずに広島に戻る選択をする可能性もあるのでは、と報じています。
写真:アフロ