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「住み続けたい街」1位…自慢は“子育て”

2021年12月2日 1:00
「住み続けたい街」1位…自慢は“子育て”

自分の住む街に魅力を感じているか、1日、大手不動産会社が「住み続けたい街ランキング」を発表しました。

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■「住み続けたい街ランキング」1位は島本町 魅力とは?

日本テレビ・岩本乃蒼アナウンサー
「いま実際に住んでいる人に、その街に住み続けたいかどうかを聞いたものなんですが、トップ10を見てみますと、兵庫県が3つ、神奈川県が4つランクインしていまして、1位は、大阪府島本町でした」


有働由美子キャスター
「島本町は何度か行ったことがあります。いいところなんですけど、なんで1番?」


岩本
「どんなところが魅力なのか。島本町は大阪と京都の境目あたりに位置していまして、大阪駅からも京都駅からも電車で20分と、とても交通の便がいいんです。さらに、ウイスキー山崎の蒸留所があることでも有名で、実際に、住んでいる人からも、『水がうまい』という声があがるほど、自然がとても豊かなところも魅力だといいます」


有働
「親友が島本町出身なんですけど、京都のええとこと大阪のええとこ、両方ええとこどりしてるとこなんで、いいよって言ってました」

岩本
「島本町が街の自慢としてあげていることがあるんですが、辻さん、なんだと思いますか?」


辻愛沙子・クリエイティブディレクター(『news zero』パートナー)
「交通の便がいいのに家賃が安いとか、子育てしやすいとか、祭りが楽しいとか?」


岩本
「正解は子育てのしやすさです。島本町によると、2019年、他から引っ越すなどの転入者の超過数が多い町村1位になったんですが、それによって待機児童が増えてしまったんです」

「そこで、保育所を6か所から10か所にまで増やして、待機児童ゼロにすることができたということなんです」

■「暮らし続けたい街」どんなところ?

有働
「辻さんは、住み続けたい街とは、どんな街ですか?」



「会社の同僚で、子どもが生まれて、引っ越し先を探している人がいるんですけど、支援とか保育園もそうですし、ベビーカーの通りやすさみたいなことまで子育てのしやすさにすごく差があるというのは聞いていました」

「私自身は、パートナーシップ制度があるとか、個々人の生き方を尊重する自治体がいいなと思います。また、最近、コロナで徒歩圏内でもある程度生活が完結できるか、どうかみたいなことも気にするようになりましたね」


有働
「私は終身雇用のつもりで、家を選んだんですけど、結果やめちゃいましたし、いま職業も変わっていく時代ですので、好きなところに住むのが幸せなんだなと思います」

(12月1日放送『news zero』より)