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バド志田・松山ペア 3連勝に向け好発進

2021年12月1日 14:52
バド志田・松山ペア 3連勝に向け好発進

◇バドミントン・ワールドツアー・ファイナルズ 女子ダブルス グループB(1日、インドネシア・バリ)

バドミントンのワールドツアー年間王者を決めるワールドツアー・ファイナルズが1日に開幕。ツアーランキング2位、女子ダブルスの志田千陽選手(24)と、松山奈未選手(23)のシダマツペアが、ツアーランキング7位のインドペアとのリーグ初戦に臨みました。

第1ゲーム、2週連続優勝のシダマツペアは、左利きのN・レッディ選手(28)、A・ポンナッパ選手(32)を相手にリードを広げます。ゲーム中盤には、シダマツペアが52回のラリーを制すなど着実に得点を重ね、21対14で第1ゲームを終えます。

第2ゲーム、序盤でインドペアにリードを許すもシダマツペアは9連続ポイントでリードを奪い返します。しかし、強打が武器の相手を攻めきれず、徐々に点差を詰められると、4連続ポイントで逆転を許します。

その後、相手のミスで同点に追いつくと、志田選手が粘りのプレーを見せ、リードを奪い返します。

一進一退の攻防を繰り返す苦しい展開となった第2ゲーム、シダマツペアが4連続ポイントでマッチポイントを迎えると、最後は志田選手の強打で、2ゲームを連取しました。

ワールドツアー・ファイナルズは、東京五輪金メダリストとワールドツアーランキング上位の計8組(シングルスは8人)2グループに分かれ、1グループ4組(4人)の総当たり戦で行われます。各グループの上位2組(2人)が決勝トーナメントへと進出します。

シダマツペアの次戦は、日本時間2日午前11時から、スイスのクロエ・バーチ選手、ローレン・スミス選手との対戦です。


提供:Badminton Association of Indonesia/AFP/アフロ

11月26日撮影
左:松山奈未 右:志田千陽