◆ＦＩＢＡバスケットボールＷ杯２０２３　アジア地区１次予選Ｗｉｎｄｏｗ１　中国１０６－７３日本（宮城・ゼビオアリーナ仙台）

バスケットボールの男子日本代表はトム・ホーバスＨＣ新体制での初勝利をかけ２８日、中国代表と対戦しました。

試合は序盤から大量リードを奪われる苦しい展開。ホーバスＨＣも、ミスが続くと徐々にヒートアップ。１９点のリードをつけられ第１クォーターが終わると、付けていたマスクを外しベンチで選手たちに大きな声で指示を出す場面も見られました。

しかしその後も高さとフィジカルの強さで勝る中国に圧倒された日本は３３点差をつけられ敗戦。ホーバスＨＣの初勝利とはなりませんでした。

東京五輪では女子代表を率い銀メダルを獲得したホーバスＨＣ。試合中、選手たちに大きな声を張り上げ、時には怒り、選手からは「トムさんは怖い」と恐れられていました。

この日の試合でも、第１クォーター終了時に１９点差をつけられるとふがいないプレーが続いた選手たちに「なんでプレスしないの！悪いけど恥ずかしい！」と声を荒らげる姿もありました。

誰よりも熱く、常に勝利への執念を見せるホーバスＨＣ。２７日、２８日と中国に連敗はしたものの、試合後にはファンへ「スタートは良くなかったけど、みんな我慢してください。間違いなくうまくなります。２０２３年のＷ杯では、もっともっといいバスケットを見せます。間違いないです」と力強くコメントしました。