２８日夜遅く、福岡市沖の博多港で大型の貨物船が防波堤に衝突し船首部分が乗り上げました。一部、油が海に漏れ出しましたが現在は止まっています。

防波堤に衝突し乗り上げたのはパナマ船籍の大型貨物船「ＬＡＤＹ　ＲＯＳＥＭＡＲＹ号」（９５７６トン）です。積み荷はバナナで神戸に向かう予定でしたが２８日午後１１時半ごろ、箱崎ふ頭を出港した直後に博多港の西防波堤に衝突しました。乗組員２２人にケガはないということです。

事故を起こした貨物船からは油が海に流出しましたが、現在は止まっているという事です。

福岡海上保安部によりますと今のところ、他の船の航行に影響はなく、今後、船の所有者などが移動の手段などについて協議するということです。