×

博多港で貨物船が防波堤に衝突 油が流出

2021年11月29日 10:49
博多港で貨物船が防波堤に衝突 油が流出

28日夜遅く、福岡市沖の博多港でパナマ船籍の大型貨物船が防波堤に衝突し、船首部分が乗り上げました。

28日午後11時半すぎ、博多港の船の航行を監視する福岡市はかたポートラジオから「衝突した船がある」と福岡海上保安部に連絡がありました。

衝突したのは、箱崎ふ頭を出港し神戸に向かおうとしていたパナマ船籍の貨物船「LADY ROSEMARY号(9576トン)」です。博多港の西防波堤北灯台付近に船首部分が乗り上げ身動きが取れなくなっています。

海上保安部によりますと、乗組員の日本人2人とフィリピン人20人にケガはないということです。

衝突により船首部分から一時、油が流出しましたが、巡視艇がオイルフェンスを張るなどして現在は止まっているということです。