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男子バスケ・ホーバスHC初陣は中国に敗戦

2021年11月27日 21:46
男子バスケ・ホーバスHC初陣は中国に敗戦

◆FIBAバスケットボールW杯2023 アジア地区1次予選Window1 中国79-63日本(宮城・ゼビオアリーナ仙台)

男子日本代表、トム・ホーバス新HCの初陣となったW杯アジア地区予選の中国戦、注目のスタメンは富樫勇樹選手、比江島慎選手、チェンバース アキ選手、張本天傑選手、シェーファー アヴィ幸樹選手という布陣。5人中、チェンバース選手以外は東京五輪メンバーで固めてきました。

第1クォーター、日本はシュートタッチに苦しみます。ファーストシュートから5本連続で3ポイントシュートを外すと、中国には連続8得点を許す展開。試合開始3分、張本選手が最初のシュートを決めますが、そこから再び得点は停滞。一時、19-2と大きく点差を広げられてしまいます。

それでも、代表最年少22歳の西田優大選手が前半だけで2本の3ポイントシュートを成功。さらにベテランの古川孝敏選手、チェンバース選手も1本ずつ3ポイントを決めるなど前半は45-29と16点ビハインドで終えます。

後半にはアグレッシブなディフェンスから攻撃につなげ、連続10得点を奪う場面も見せた日本。しかし、試合序盤の劣勢をはねのけることができず、79-63で敗戦。ホーバスHCの初陣を白星で飾ることはできませんでした。

日本は西田選手がチームトップ11得点、エヴァンス ルーク選手が10得点8リバウンド、富樫選手が7得点5アシストの活躍。しかし、チーム全体で3ポイント成功率が20%(35本中7本成功)とアウトサイドシュートに苦しみました。

ホーバスHCは試合後、「やっぱり出だしが大きかった。今日は最初からリズムを作れなかった。(理想のバスケは)まだまだ、50%くらい。だからこれから楽しみです」とコメントしました。