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賞金女王争い 稲見15位浮上 古江2位

2021年11月27日 21:32
賞金女王争い 稲見15位浮上 古江2位

◇国内女子ゴルフ・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(25日~28日、宮崎CC)、賞金総額1億2000万円、優勝賞金3000万円

今シーズン最終戦・国内女子ゴルフ、「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の3日目。稲見萌寧選手は順位をあげ15位。逆転での賞金女王を狙う古江彩佳選手は、順位を落とし、単独2位で3日目を終えました。

賞金女王争いは、賞金ランキング1位・稲見選手と同ランク2位・古江選手の2人に絞られています。賞金差は約1700万円。このままの順位で大会を終えれば、古江選手が逆転での賞金女王となります。

大会3日目、稲見選手は、2オーバーの23位からスタート。2番で、11メートルのバーディーパットを沈めると、3番・4番と3連続バーディーでスコアを伸ばします。しかし、5番・6番・9番でもボギーをたたいてしまい、前半3バーディー3ボギーとスコアを伸ばすことはできず。

それでも後半に入ると、「パッティングが入ってくれた」と、11番で9メートル、12番で10メートル、13番で4メートルのバーディーパットをしっかり沈めるなど、この日2度目の3連続バーディー。トータル7バーディー4ボギーで、スコアを3つのばし、15位タイでフィニッシュ。

順位を上げた稲見選手が、“初の賞金女王”へ、最終日に挑みます。

一方、逆転での賞金女王を狙う、首位スタートの古江選手。この大会2日間首位を走っていましたが、3バーディー4ボギーとスコアを1つ落として、フィニッシュ。賞金女王になる最低条件である単独2位以上は守り抜きました。

シーズン最終戦の最終日、古江選手は、賞金女王は気にせず「しっかりと自分のプレーに集中できたら」と、この大会の”優勝”に向け意気込みを語りました。


◇3日目成績
1位    三ヶ島 かな -9
2位    古江 彩佳  -6
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15位タイ 稲見 萌寧  -1


◇賞金女王の条件

条件1…古江選手が優勝し、稲見選手が単独3位以下なら、古江選手が賞金女王

条件2…古江選手が単独2位で、稲見選手が単独14位以下なら古江選手が賞金女王

条件1と2以外は、稲見選手が賞金女王