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中央学院初優勝 慶大・ドラ2正木は無安打

2021年11月25日 22:43
中央学院初優勝 慶大・ドラ2正木は無安打

◇第52回明治神宮野球大会 大学の部決勝 中央学院(千葉)9―8慶応(東京)(25日、明治神宮野球場)

中央学院は3点を追いかける5回。1アウト1塁の場面で佐藤晃一選手(4年)がレフトスタンド中段に2ランホームランを放ち、1点差に詰め寄ります。

さらに6回。1アウト満塁のチャンスを作ると、主将・武田登生選手(4年)が走者一掃のタイムリーツーベースを放ち逆転。この後も打線がつながり、このイニング打者10人の猛攻で5得点を挙げ、9対5と点差を広げました。その後1点差まで詰め寄られるも逃げ切った中央学院が、初優勝です。

試合後、主将の武田選手は優勝について「全力というテーマを掲げて1年間やって来た。自分たちの野球をしっかりすれば絶対勝てると思っていた。チーム全員で勝ち取った勝利だと思います」と喜びを語りました。

一方、ソフトバンクからドラフト2位指名を受けた慶応の4番・正木智也選手はチャンスで打席が回ってきますが、この試合でヒットは出ず、4年生最後の公式戦は無安打に終わり、大会連覇とはなりませんでした。