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フェアリージャパン主将・杉本 松原が引退

2021年11月24日 17:39
フェアリージャパン主将・杉本 松原が引退

日本体操協会は24日、新体操団体日本代表フェアリージャパンでリオ五輪・東京五輪の主将・杉本早裕吏(さゆり)選手(25)と、ロンドン五輪から3大会連続出場の松原梨恵選手(28)が現役を引退すると発表しました。

2選手は、9月に引退を発表していた横田葵子選手(24)、熨斗谷さくら選手(24)そして、23日に引退会見をした皆川夏穂選手(24)と共に、26日に引退セレモニーを行う予定です。

――以下、2選手コメント全文

■杉本早裕吏

この度、私、杉本早裕吏は2021年世界新体操選手権を最後に、現役を引退することを決意致しました。

約9年間フェアリージャパンPOLAメンバーとして過ごさせて頂き、嬉しい事や辛い事がありましたが、歩んだ日々は私にとって宝物です。

私が新体操をここまで続けてこられたのは、新体操関係者の皆様や応援して下さる方々、家族、友人など沢山の支えがあったからです。心から感謝申し上げます。

今後は今までの経験を活かし、指導者として新体操に関わっていきたいと考えております。
今後とも宜しくお願い致します。

■松原梨恵

歴代の先輩たちが道を繋げてくださったおかげで、日本の新体操はメダル争いに食い込めるようになりました。

私自身、ワールドカップや世界選手権でのメダル獲得は大きな財産ですが、仲間と共に苦楽を共にし、目標に向かって頑張ってきた日々は、何物にも代えられない、かけがえのないタカラモノです。

3度のオリンピックを経て、私が今日まで続けてこられたのは、たくさんの方々のご支援・ご声援のおかげです。

これからは、このご恩を返していく事が責務だと思うので、今まで選手として培ってきたこと・新体操の素晴らしさを伝えていきたいです。

今までありがとうございました。


写真:アフロスポーツ
左:杉本選手 右:松原選手