ことしの「世界の都市総合力ランキング」が発表され、東京は去年と同じくロンドン、ニューヨークに続く３位となりました。

このランキングは、都市開発を行う森ビルのシンクタンク、森記念財団が世界の主要４８都市の「経済」「文化・交流」「居住」「交通・アクセス」などを総合したものです。

１位ロンドン、２位ニューヨーク、３位東京のトップ３は去年と変わらず、大阪は３６位、福岡が４２位となっています。

東京は「居住」の分野が去年の１２位から今年は９位に上昇しました。職場からの早退や在宅勤務のしやすさなど「働き方の柔軟性」が大きく改善したことが要因としています。

森記念財団は世界中で在宅勤務が広がるなか、東京ではシェアオフィスが増えたり、働く時間や場所が多様になったりしたことで、働き方が柔軟になったと感じた人が一気に増えたと分析しています。

また、東京は今年行われたオリンピックに伴い文化イベントの開催件数が多かったため、「文化・交流」分野のスコアも伸ばしたということです。