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ファイザー 12~15歳に4か月後も有効

2021年11月23日 15:13

アメリカの製薬大手ファイザーは、新型コロナウイルスワクチンを12歳から15歳の子どもに接種した結果、4か月以上たっても100パーセントの有効性が確認できたと発表しました。

ファイザーは22日、12歳から15歳の子どもを対象とした新型ウイルスワクチンの臨床試験の結果を公表し、2回目の接種から4か月以上たっても発症を防ぐ有効性が100パーセントだったと発表しました。

臨床試験には、2200人あまりが参加し、偽薬を投与した子どものうち30人が発症した一方、ワクチンを接種した子どもの発症は確認されませんでした。副反応も成人と同程度で、安全性について特段の懸念は認められなかったということです。

ファイザーは、「若い人についてもワクチンの安全性と有効性がより確かなものになった」として、データを各国の規制当局に提出するとしています。