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移民問題 ルカシェンコ大統領、関与認める

2021年11月21日 13:09

中東などから多くの移民がポーランドとの国境に押し寄せている問題をめぐり、ベラルーシのルカシェンコ大統領は当局が手助けした可能性について「全くあり得る」と関与を認めました。

ルカシェンコ大統領は19日、イギリス・BBCのインタビューに応じ、移民がポーランド側に入ることをベラルーシ当局が手助けしているとの指摘について、「全くあり得ることだ」と述べ、当局による関与の可能性を認めました。その上で「我々スラブ人には良心がある。移民がドイツに行きたがっていることを知っている」としています。

EU=ヨーロッパ連合はベラルーシの関与を非難していますが、大統領は、「誰かが助けたのかもしれないが、自分で調べるつもりはない」「私が移民を招いたわけではない」と、自身の関与は否定しました。

国境付近は寒さも厳しくなっていて、AP通信によると、これまでに12人が死亡したということです。