【五十嵐予想3】日本Sカギは燕ファン次第
20日に開幕するプロ野球・日本シリーズ「オリックス×ヤクルト」へ向け、セ・パ両リーグで活躍した元プロ野球選手の五十嵐亮太さんが大胆予想。五十嵐さんは現役時代にヤクルトとソフトバンクで日本シリーズに5度出場し、すべてで日本一を経験しています。
五十嵐さんは、「優勝はヤクルト」と予想する中で、神宮球場ではなく東京ドーム開催になる影響について語りました。
「今年のヤクルトはホーム神宮(32勝25敗5分け)で強かっただけに、もちろん残念です」
と、神宮開催ではないことへの本音をのぞかせたかつてのヤクルトの豪腕、五十嵐さん。実は今年の日本シリーズは、セ・リーグ主催の第3~5戦は、アマチュア野球の明治神宮大会と日程が重なったため東京ドームでの開催となりました。それでも東京ドームで開催されるプラス要素もあると説明します。
「ヤクルトの選手は東京ドームで多くの試合を経験しているので、違和感はないと思います。また11月下旬、ナイターの神宮は寒いです。だからドームの方が暖かいので体は絶対に動く。選手も寒い中でやるよりもプレーに集中できると思います。それに神宮よりもホームランは入りにくいので、投手にはプラスに働くということもあるかもしれません」
そして、五十嵐さんからヤクルトファンへ切なお願いがありました。
「ヤクルトファンは東京ドームをしっかりホームの雰囲気に仕上げてほしいです。神宮と同じくらい熱い手拍子で後押ししてほしい。これがクリアできれば東京ドームでやることは全然マイナスではないです。むしろプラス。本当にヤクルトファンの皆様、お願いします」