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米国“薬物の過剰摂取で死亡”年10万人超

2021年11月18日 10:35

アメリカ国内で、薬物の過剰摂取が原因で死亡した人の数が、年間で10万人を超えることがわかりました。

アメリカのCDC(=疾病対策センター)は17日、今年4月までの1年間で、薬物の過剰摂取による死者が推定で10万人以上にのぼると発表しました。10万人を超えるのは初めてのことで、前年と比べておよそ29%の増加となっています。

ニューヨークタイムズは、新型コロナウイルスの感染拡大で不安を抱える人が増えた上、病院がコロナ患者の対応に追われ、薬物中毒患者への治療が遅れたことなどを原因にあげています。