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日本が難敵破り2位浮上 伊東2戦連続得点

2021年11月17日 7:11
日本が難敵破り2位浮上 伊東2戦連続得点

◆サッカー2022年FIFAワールドカップアジア最終予選グループB第6戦 オマーン0-1日本(日本時間17日、オマーン)

2022年にカタールで開催されるFIFAワールドカップのアジア最終予選。ここまで3勝2敗でグループ3位につける日本代表は、アウェーでグループ4位のオマーン代表と対戦しました。

9月にホームで行われた最終予選初戦で、オマーンに0-1で敗戦した日本。そのリベンジを果たすべく前半23分、左サイド・長友佑都選手からのクロスに、伊東純也選手が右足で合わせますが、ゴールを奪うことができず。前半はボール支配率で大きくオマーンを上回るも1点が遠く、0-0のスコアレスで終えました。

勝ち点3を狙う日本は後半、A代表デビューとなった三笘薫選手を投入。すると後半36分、左サイドでボールを受けた三笘選手のクロスを、ゴール前に走り込んできた伊東選手が押しこみ、先制点を奪いました。伊東選手の2試合連続ゴールを守り切った日本は、オマーンに1-0で勝利。アウェーで貴重な勝ち点3を獲得し、中国と引き分けたオーストラリアと入れ替わり、本大会出場圏内のグループ2位に浮上しました。

試合後、決勝点を挙げた伊東選手は「クロスは(ゴール前に)入っていくよう狙っていた。(三笘)薫からいいボールが来たのであそこだけ詰めるように意識した」と振り返り、「最終予選は厳しい戦いの中で、勝ち点3を取ることが大事。今日勝って、オーストラリアと順位が入れ替わったことが全てだと思う」と語りました。

■グループB順位表 ※第6戦終了時

           勝ち点  得失差
1位:サウジアラビア 16   +6
2位:日本      12   +2
3位:オーストラリア 11   +5
4位:オマーン     7   -1
5位:中国       5   -4
6位:ベトナム     0   -8

※上位2チームにW杯出場権
※3位はプレーオフへ

写真:AFP/アフロ