コロナで結婚式にも「変化」 7割以上が…
結婚情報誌が行った調査では、コロナの影響で、結婚式の招待客などを縮小して行ったと答えた人は、全体の7割以上でした。人数を分けた「二部制」や、オンラインを併用するなど、結婚式の形が多様化しているといいます。
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感染が落ち着くなか、生活にどのような変化が起きているのでしょうか?
会社員・市原純さん(26)
「オンラインの会議をこれからやろうかなと」
会社員の市原さんは、去年の春からテレワークが始まりました。
──こたつに足を入れて、ソファに座って?
市原純さん(26)
「あとは床に座ってやることもあります」
1年半続いたテレワークでは、取材するたびに、オフィスにあるようなイスに、ビールサーバーまで。自宅の家具などが充実していきました。
市原純さん(26)
「テレワークだからこそ、作業が進むというのも経験できたので」
いま、感染が減少傾向になったにもかかわらず、市原さんが働く会社では、コロナ前のように全員出社ではなく、テレワークを選択できるようになっているといいます。
一方、家で行われたのは結婚式です。今年6月に結婚した、石渡さん夫婦。2人が考えたのは、親族や友人を少人数、家に集めて行う「おうち婚」でした。
石渡さん(28)
「コロナ禍もあって、大きなパーティーを開くというのがとても難しい状況だったので」
結婚情報誌が行った調査では、コロナの影響で、結婚式の招待客などを縮小して行ったと答えた人は、全体の7割以上でした。人数を分けた「二部制」や、オンラインを併用するなど、結婚式の形が多様化しているといいます。
「おうち婚」を選び、95歳の祖父の前で式を挙げられた石渡さん。
妻(27)
「祖父は泣いて、すごくうれしそうでした。大切にしたかったのは、本当に大切な人たちと時間を過ごす。その人たちに感謝を伝えるっていうこと。どんな形があってもいいのかなって」
(11月15日放送『news zero』より)