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【1か月予報】北日本の高温傾向続く

2021年11月12日 3:12
【1か月予報】北日本の高温傾向続く

●北日本(東北・北海道)

北日本の高温傾向は、12月上旬にかけて続きそうです。特に北海道では11月20日頃に、平年と比較してかなり高い気温となるでしょう。

降水量は北海道の太平洋側でやや多くなる傾向がありますが、東北の日本海側はやや少なくなる見込みです。

本格的な冬の到来は例年より遅れるとみられますが、寒気が流入する時期は、山地で雪が降るでしょう。

●東日本(関東甲信・北陸・東海)

東日本では、11月16日から22日頃にかけて、平年より気温が高めとなる地域がありそうです。朝は冷え込んでも日中は暖かくなる日が多いでしょう。寒暖の周期変化を繰り返しつつ、晩秋から初冬に向かいそうです。

関東甲信・東海では、平年より晴れる日が多くなり、降水量が少なくなる可能性があります。

●西日本(近畿・中国・四国・九州)

西日本の低温傾向は、11月14日頃にいったん解消するでしょう。その後、11月下旬にかけての気温は、ほぼ平年並みの見込みですが、平年より高めとなる時期がありそうです。

11月末から12月上旬にかけては、寒気が流れ込み、例年より冬の寒さが厳しいでしょう。平年より晴れる日が多く、降水量は平年より少なくなりそうです。

●沖縄・奄美

沖縄・奄美の低温傾向は、11月15日頃にいったん解消する見込みです。その後、11月下旬にかけては、ほぼ平年並みの気温となる見込みです。

11月末から12月上旬にかけては、寒気の影響を受けて、平年より気温が低くなる可能性があります。平年同様にくもりや雨の日が多いとみられますが、寒気が流れ込む時期は、くもりや雨の日が続く場合もありそうです。

●1か月予報(11月13日から12月12日の最大確率)

《気温の予想》
北日本:平年より高い確率60%
東日本:平年より高い確率40%
西日本:平年より低い確率40%
沖縄・奄美:平年より低い確率50%

《降水量の予想》
北日本:平年並みの確率40%
東日本(日本海側):平年並みの確率40%
東日本(太平洋側):平年より少ない確率40%
西日本:平年より少ない確率40%
沖縄・奄美:平年並みの確率40%

《日照時間の予想》
北日本:平年並みの確率40%
東日本(日本海側):平年並みの確率40%
東日本(太平洋側):平年より多い確率40%
西日本:平年より多い確率40%
沖縄・奄美:平年より少ない確率40%