◇パ・リーグ　クライマックスシリーズ　ファーストステージ第２戦　ロッテ４－４楽天（７日、ＺＯＺＯマリンスタジアム）

レギュラーシーズン２位だったロッテはこの試合を引き分け。楽天を下し、ファイナルステージ進出を決めました。リーグ優勝したオリックスが待つ“大阪行き”を決定づけたのは７回のマーティン選手が放った特大の同点ホームラン。試合後、マーティン選手は「１点差で負けていたので、ホームランを狙うしかない。ファイナル進出を決めるのが一番大事なこと。打てて良かったです」と振り返りました。

マーティン選手は９月１９日の日本ハム戦、自打球で右足甲を骨折し登録抹消。シーズン中の復帰が危ぶまれていましたが、なんと２週間で一軍復帰。「足の痛みと戦ってますけど大丈夫です。チームのために戦います」とこの試合も痛みに耐えながら、ホームランを放ちました。

レギュラーシーズンでリーグ優勝を逃したことへの悔しさを人一倍感じているマーティン選手。「最後にオリックスが勝ち続けて、ロッテが勝てなかった。（ＣＳで）今度は逆をやってやろうと。オリックスの優勝を阻止して、僕たちが優勝する」と熱い思いを語りました。

リーグ優勝したオリックスとロッテのクライマックスシリーズファイナルステージは１０日（水）から最大６試合。全試合を京セラドーム大阪で行われ、先に４勝（オリックスには１勝のアドバンテージ）をしたチームが日本シリーズへ進出します。