７日は、二十四節気の「立冬」で、暦の上では冬が始まりますが、暖かな立冬となりそうです。広く小春日和となるのは７日までで、週明けからは天気が大きく変わりそうです。

７日は、前線の通過する北海道で朝に一時的な雨が降りますが、その他の各地は広い範囲で日差しが届くでしょう。ただ、関東から西日本の太平洋側沿岸部では、にわか雨の可能性があります。九州や四国は気温が２５℃近くまで上がって、日なたでは暑いくらいになるでしょう。

広く穏やかな陽気になるのは７日までで、８日になると西から低気圧や前線が進んできます。雨と風が強まって、１０日にかけて各地で晩秋の嵐となりそうです。

雨と風のピークは、西日本で８日の午後以降、関東は８日の夜から９日の朝にかけて、北日本は９日となる見込みです。交通に影響の出るおそれもあり、今後の情報に注意が必要です。

また、この雨のあとは、この時期としては強い寒気が西回りで流れ込みます。来週中頃からは西日本ほど季節が進んで、晩秋の肌寒さとなっていきそうです。