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米バージニア州知事選 共和党候補が当確

2021年11月3日 15:24

アメリカのバイデン政権発足後、初の大型選挙となった南部バージニア州の知事選挙で、野党・共和党候補の当選が確実となりました。来年の中間選挙に向け、トランプ前大統領が影響力を維持する共和党が勢いづくことになります。

2日に投票が行われたバージニア州知事選挙で、アメリカメディアは一斉に、共和党・ヤンキン候補の当選確実を伝えました。

今回の選挙では、与党・民主党候補の応援にバイデン大統領やオバマ元大統領ら大物が続々と入り、総力戦を展開しました。

一方、共和党のヤンキン候補はトランプ氏とは表向き距離を置く、いわゆる「トランプ隠し」の戦略で無党派層にも支持を広げ、序盤の劣勢を挽回、当選を確実にしました。

バイデン大統領はアフガン撤退の混乱や物価上昇などで支持率が低下していて、大統領の不人気が影響したとの指摘も出ています。

一方でトランプ前大統領が影響力を維持している共和党は、来年11月の中間選挙に向けはずみをつけた形です。