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HAN-KUN 全国ツアーは“目で合唱”

2021年11月4日 11:52
HAN-KUN 全国ツアーは“目で合唱”

約3年ぶりとなる全国ツアーを行っている4人組ボーカルグループ・湘南乃風。新型コロナウイルスの影響で度々延期になり、ようやく実現したライブ『風伝説TOUR 2020 四方戦風 〜ぶっ飛べ クソアツい 粋な祭り 頂け一番〜』(〜11月13日予定)を様々な思いで進めてきました。

今回メンバーのHAN-KUNさんにインタビューし、コロナ禍での過ごし方や制限があるなか開催したツアーへの思い、そしてソロプロジェクトの音楽活動について聞きました。


——コロナ禍をどのように過ごしていましたか

「個人としてはオンラインですけど、いろんなかたちでのライブパフォーマンス、やっぱり音楽をどういうふうに提案していけるかっていうところを突き詰めたというか、コロナ後というのか、“withコロナ”というのかちょっと言い方わからないですけど、この先に新しい1個の方法論、音楽の提案の仕方っていうのをポケットに詰め込んでNEWスタンダードに向かっていけたらいいなっていうところにすごく時間を費やした、それが一番大きいかなと思います」

——新しく取り組んだ音楽活動はありますか

「現実と仮想が一緒になるっていうARライブっていうのをやらせてもらって、それも新しい試みで、実際自分がいるんだけど、映像上では架空空間にいて、実際にライブ配信するとか」


■観客は歌唱禁止、新たな演出はジェスチャーと手話…“目で合唱”

——約3年ぶりの全国ツアー、心境はいかがですか

「無観客のオンラインライブを経て、お客さんが来てくださるだけでもうれしいですけど、僕たち以上に来てくださるお客さんたちが不自由なんじゃないかな、その不自由を感じさせないような空間をいかに提案できるかっていうのはメンバーともすごく話したし、あとは(観客は)『声が出せない』っていうのはすごく大きな現実だと思うんですけど、俺たちでいうと、タオルまわすのも制限があったりする中で、一緒に歌ってるみたいな思い出としてもって帰ってもらえる方法っていうのは考えて、手話と歌をまぜた『HANDSIGN』っていうグループがいるんですけど、彼らに相談して今回は『CLASSIC』って僕たちの歌があるんですけど、(あるパートだけ)ジェスチャーと手話をまぜて作らせてもらって。“目で合唱できた”っていうのはすごくよかったかな。今後も続けていきたいなと思いました」


■ジャマイカ在住のミュージシャンとリモートでセッション「“音楽の力”をいかに共有できるか」

またソロプロジェクトでは、2019年にリリースしたレゲエカバーアルバム「Musical Ambassador」に続く、第2弾となる「Musical Ambassador II 〜Juke Box Man〜」を11月3日に発売。『元気を出して』(竹内まりや)、『バンザイ〜好きでよかった〜』(ウルフルズ)、『つつみ込むように…』(MISIA)など名曲をカバーしています。

これまではジャマイカに自ら渡り、現地のミュージシャンと現地のスタジオで作品を作ってきましたが、今回は新型コロナウイルスの影響で海外渡航を断念。ZOOMなどで、ミュージシャンとリモートでのセッションで、音源や映像を制作しました。

「こういうご時世なので、リモートでスタジオに来ていただいて、実際お話して、コミュニケーションとって、時空を超えるじゃないけど一緒にセッションして楽曲ができたっていうのはすごく宝物になるかなって振り返った時に。で、またジャマイカに戻れた時に、『ああだったね、こうだったね』って共通の話題が増えたっていうのはポジティブに考えるといいことかなって。音楽ってそういった障害とか弊害を超えられるって実感したんで、これはミュージシャン同士じゃなくても聴いてくださる方ともそれは同じことが言えるので、この時代だからこそ“音楽の力”っていうのをいかに共有できるかっていうか、お互い共有できるか、本当に未来的な時間だと思って前向きにとらえて頑張っていきたいなと思います」